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AN-T-177

EN 4629-2準拠による、自動滴定装置を使用した塗料とニスの結合剤に含まれる水酸基価の測定


概要

水酸基価は、化学物質に含まれる水酸基の存在を定量化するために重要な合計パラメータです。これは、品質パラメータの要として、樹脂、塗料、ポリエステロール、油脂、および溶媒などといった様々なポリマーにて定期的に測定されます。他の規格とは異なり、EN 4629-2 は ピリジンフリーかつ、長時間高温環境下でも還流することなく機能します。測定は、水酸基の触媒アセチル化に基づいています。これは環境温度にて実施され、少量のサンプルしか必要とせず、かつ完全自動化が可能です。

この技術資料では、EN 4629-2 に従って 1-オクタノールおよびポリエチレングリコールの水酸基価の電位差滴定について説明しています。OMNIS DIS-Coverシステムを用いることで、全てのサンプル前処理の工程を完全自動化することが可能となります。その上、OMNISサンプルロボットを用いることで、複数のサンプルを並行して分析することが可能となります。1検体あたりの分析にかかる平均時間は、約49分から25分程度に短縮され、ラボでの生産性が大幅に向上します。

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